観光庁の和田浩一長官は、4月20日の専門紙会見で、国際観光の再開に絡む水際措置に関しては、観光業界の声を関係省庁に伝え、緩和を働き掛けていきたい考えを示した。
和田長官は「観光業界から国際観光の再開の要望をいただいており、関係省庁に観光業界の声をしっかりとお伝えし、再開につなげていきたい。諸外国と比べて日本の水際措置が厳しいとの声を聞くので、状況をよく説明していく」と述べた。
また、一部の旅行会社が海外への募集型企画旅行の販売を再開したことについては、「人気の高いハワイなどへの旅行商品の販売が再開され、アウトバウンドの復活に向けてようやく歩み出すことができたと受け止めている」と述べた。